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いくら3Dプリンタで制作するとはいえ、カメラを出力するのには時間がかかります。
時間がかかると試作を重ねることが大変になるので制作者としてはストレスが溜まります。
湿板カメラの要素を大きく分けると、・レンズボード・蛇腹・伸縮機構(レール)・ガラスホルダー及びフォーカススクリーン の4つの要素に分けることができます。形や機構、素材を変えて試したいとなったときに、この4つの要素全てを作り直すのは大変なので、それぞれを同じマウント方式で繋げることにしました。こうすることで、レンズボードや蛇腹の様々なパターンを試しました。
また、このシステムは「湿板カメラを後世に残す」という意味で作り手が自由に自分が欲しい機能や修理したいパーツを選んで出力できるというコンセプトでもありました。
このプロトタイプで何度か撮影テストを重ねることで、どうしても外せない機能や逆にそぎ落とした方が受け入れられやすいのではという機能が見えてきました。

​ 試作コンセプト

Prototype3

Prototype3

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